「パズラー―謎と論理のエンタテインメント」まんま副題の内容ですかね?ってこの人の作品は全部な気がするけどw
途中まで読んで放置していたので勢いで読んでしまいました。(逃避逃避)
なんか後味ワルイ話と、エロスのお陰でリアルなんだろうけどやっぱりスッキリしない話と
そういう話の印象が強かった短篇集。
醜い物と綺麗な物を混ぜ合わせて出来上がってるのが人間だから
醜い物ばかりの人も綺麗な物ばかりの人も存在するわけはないんだけど
「基本的には綺麗な物の割合が多いのがフツーだよね」と思える時間が長い方がイイ。
そう思えるときも沢山あるんだけど、自分に向き合おうとすると人間の醜さばかりがどんどんどんどん
ココロの中で、どんどんどんどんふくれあがっていってしまうので。
出来ればあんまり醜い描写はフィクションの世界でまで見せられたくないなーという気もしたり。
こういうキモチになってしまうのは疲れているからかしらん。