先月の『時をかける少女』で懐かしくなって七瀬三部作(「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」)購入。
記憶が定かではないが多分コレは中学生くらいの時に読んで、かなり気に入っていた本。
中学生の頃は国産SFと翻訳ミステリをメインに読んでた(ような気がする)が
多分その中でもお気に入りの部類だったと記憶している。あやふやな記憶だがw
そして今回はまずmasatsu氏に先に読んでもらった。
読み始めてすぐの感想が「エロい」(笑)2冊目突入してもやはり「エロい」
実際読み返してみたらそういう描写は確かに結構あった。
ホントに気に入って読んでたから若い頃に少なくとも3回は読んだはずなのに
その手の描写部分はスッポリ記憶から抜け落ちてましたよ(笑)
でも生々しい感は全然ないから、masatsu氏がくどいくらい言ってたのは
必然性のなさと男という生き物は全て脳内強姦を繰り返しているかのような描写が引っかかったのだろう ^^;
読み返してみてツッコミ所の多さにもビックリだが
登場人物の性格の悪さにもビックリだ。
中学生当時は何を思って読んでいたんだろう。
ただ読み終えて特に読後感の悪さや嫌悪感は今も抱かないので
やはり昔も同じような感覚だったのかもしれない。
実際あやふやな記憶の中で七瀬はイイ子ちゃんではなかったし
その他の登場人物も取り立てていい人の印象は残ってなかった。
古い記憶の中で好印象なのはヘンリーと藤子くらいだった。
でも記憶の中ではもっと存在感が大きかったので
私は多分三部作の中では2作目が気に入ってたんじゃないかと思う。
当時の記憶はあやふやで、読み返してみても当時の記憶は戻ってこないけど
自分自身の若い頃を想像しながら(思い出すのではなく想像になってしまう怖ろしい記憶力のなさよw)
本を読み返すのもわりと面白いもんだなーと思う。
私の記憶力が壊滅的だから面白いのかな?(笑)
そして当時思ったかどうかは定かではないが、
今回読み返してみて、どうやら筒井康隆と私は「優しさ」の定義が違うようだ。
多分、正義だとか常識だとか、そういうものも全然違う。
全然共感できないのに嫌悪感を抱かせない辺りが筒井康隆という人の凄さかもしれない。
嫌ってる人も多いらしいし、当然私の個人的な感想ですが。
(ノ゚o゚)ノ オオオオォォォォォォ-
アタシもこの三部作は好きでしたw
最初に読んだのが 2作目だったかな。
で 1と3を追加で買った記憶・・・
同じくアヤフヤw
筒井さんはその後もいくつか読みましたが
やはりエロイですねw
短編集のオナ好きやくざのハナシは
記憶に残っています・・・・。
本の好みは違うのに、岡嶋二人・新井素子(星シリーズ)に続き、ここでも一致するものがありましたねーw
アタシもゆっくり 読書したい・・・
*エアコンの効いた部屋限定w
おお!みょんちゃんも読んでましたか~。
結構同じ本読んでるもんですね。
私等世代は筒井康隆読んでる人多いか?
眉村卓とか星新一とかなw
三部作と言いつつ、共通点は七瀬だけという妙なシリーズですよね。
そしてやはりエロイという印象?
何故私の記憶からはエロ描写が消えていたんだろう。
SFやミステリの性描写キライだからかなぁ…。
官能小説は嫌いじゃないのでキッチリ分けて欲しいんだな(笑)
ウチにもどっか探せばこの3冊あるかも。
先に「家族八景」を読んでいて、NHKの少年ドラマシリーズで「七瀬ふたたび」を見て読んだと思う。
「エディプスの恋人」は後に、あぁ続編が出てると思って買いましたね。
七瀬という人物はそこに出ているけど、それぞれ作品のタイプが違って。
なにぶん読んだのがそうとう古いので記憶もそれなりですが、特に共感もせずに他人事としてその状況を楽しんでたのかもしれない。
それって一人称でしたっけ?違ったと思うんだけど。
エロさでいえば、わたしはそのエロさを快楽とは感じられないけど、筒井康隆的なギャグというのかスタイルというのか。そんな感じかな。
で何が言いたいかというと、わたしも読んでたよーって事でした。
あー
眉村卓は好きでしたねー
「とらえられたスクールバス」だったかなぁ・・・
すごい好きでしたね
SFはそんなに好きじゃないんです^^;
でもピンポイントで好きな本があったんだと思う、
おぼろげな記憶ですw
主人公がほとんど 中学生とかだったよね
だから当時の自分は感情移入がしやすかったのかな
▼なりみさん
「七瀬ふたたび」は3回もドラマ化されてるんですよね?
私は一度も観た事ないんですが ^^;
設定も人物像もリアルじゃないので共感しながら読む本じゃないですね。
文体は3冊とも三人称です。
そうか、あのエロはギャグだったのか(笑)
筒井康隆は主に中学時代に読んでたわけですが
朧気な記憶を探ると「難解だった」という印象なんですね。
きっと今読んでもそういう作品が多いんだろうと思います。
私には理解出来ない種類の文章だなぁ…と。
上手く表現出来ませんが、私は筒井作品の空気が読めないんだと思う。
流す部分で色々考えちゃうというか(苦笑)
▼みょんちゃん
私も読んだはずなんだけどあまり記憶にないなー<眉村卓
そうそう、中学生主人公が多かった。
ジュブナイルとして分類されてたような…。
そこに筒井康隆も入ってたのが謎です。
私もSFが特に好きとかじゃなかったですね。
ファンタジー感覚でSF読んでた気がするから
小難しい内容の物は避けてたし(笑)