どうやら父が危ないらしい。
# 私の実家の人間は誰もココを読んでないので書いても問題ないだろう。
年内はもたないと言われた。
いや、今日明日の命かもしれないとまで言われている。
当然、父本人は知らない。
検査入院だと思っている。
肝臓が悪いのは本人も知っているがもう致命的だとは思ってないんだろう。
点滴を打たれながら文句を言っているらしい。
父は例えば癌の宣告をされたら「克服しよう」とか
「残された日々を精一杯生きよう」と思える人ではない。
宣告を聞いた途端ショックで死んでしまうかもしれないような人だ。
気が小さすぎてアルコールに依存しなければ生きてこられなかった人だ。
弟が「どうする?」と訊いた。
私は行かない方がいいと思った。
妹が「来ない方がいい」と言った。
私は「行かない」と答えた。
何も知らないなら何も知らないままの方がいい。
この時期に私が行けば「おかしい」と感じるだろう。
死に目に会わないことが親孝行だという判断は間違っているだろうか?
フィクションでよくある、医師の「会わせたい人がいれば呼んで下さい」という台詞。
患者は皆、己が死の縁にいることを自覚しているんだろうか?
突然意外な人物が会いに来る。
それだけで死の宣告をされてるも同然ではないのか?
などということをぼんやり考える。
私は父が好きではない。
それでも、肉体的にも精神的にもできるだけ苦しまずに逝って欲しいと思う。
うちは今年、ワンコが緊急手術をした時に、会わせたい人がいたら今のうちに・・・・って言われた。
アタシも自分の父が大嫌いなので、同じ気持ちですね。
こちらには、「ぽっくり弁天」という神社があります。
お参りしようか・・・と密かに思ってます(笑)
ぽっくりの方が、本人も幸せだろうしぃ~。
犬ならいいんじゃないですかね?
犬とか猫って死期悟って身を隠すみたいな話聞くけどどうなんでしょ?
うーん、私は父を嫌いという気持ちも今はないですけどね。
ぽっくり逝って欲しいって…嫌いな人間に対しては思わないでしょ?(笑)
Posted by: SHINO : 2005年12月01日 22:37