五味太郎さんの絵本は元々好きで「大人問題」にも興味はあったんですが買うに至ってませんでした。
でも今月「さらに・大人問題」も文庫化されたのでまとめて購入。
一作目はヨカッタです。うんうん頷きつつ、時々「そりゃ言い過ぎでしょ(苦笑)」と突っ込みつつ、
大人の問題なのに放置している自分と問題な大人である自分に気付いたり。
五味さんは良い意味での個人主義に見えました。
でも二作目の方は良くも悪くも個人主義なんだなぁ…というカンジでした。
ちょっと偏見過ぎるというか、利己的すぎる部分が多い印象。
こう思うのが現代社会汚染されてる状態なのかもしれませんが(苦笑)
一作目を読んでる時に「Naoki氏が好きそうだなぁ」と思ったので一部読ませてみると
「面白い」とにやついていたので読後貸しました。
一作目は「面白かった。納得出来る話が多かった」との感想。
二作目はこれから読むらしいですが、どんな感想を抱くのかなぁ。
御本人はツッコミ覚悟で思うまま書いているんでしょうけどね。
子供の不登校に悩んだり、成績に悩んだり、
大人だから子供の為に頑張らなくっちゃ!と力を入れすぎてる人には
読んだらちょっと力を抜いて何が子供の為なのか、考える余裕を与えてくれる本かもしれません。
でも読み手の思想によっては駄作にもなりえる本かも(苦笑)