■不合理

生命保険会社から電話があった。
「ご主人様が加入していらっしゃる保険の事で…」と言うので
「主人は団体で加入してるのでいつも会社に外交員が行ってるし、私はノータッチですよ」と言った。
そこでチビズの愚図る声。

「今、お時間よろしいですか？」

＿|￣|○
私はノータッチだと言った。
更に子供の愚図る声も聞こえたはずだ。
それでも続けたい話なら聞きますよ。
余程重要なんでしょう。

何やら説明し始めたのは
『加入者本人が病気で意識不明状態になった場合、本人手続きが出来ないので支払いが出来ない。
それを避ける為の特約が出来たのだがまだ加入されていない。加入されますか？』だった。
（正しくは本人以外の手続きだと非常に煩雑な手続きになる、と後で訂正された）

＿|￣|○
その特約の話は以前も聞いたよ。
私は知らないから会社に行けと言ったよ。
大体、本人意識不明なのに手続き出来ないのは当たり前、
その状態で保険金の支払いが出来ない事自体が欠陥だろ？
そんな特約がある、しかも無料なら加入者全員につけろよ！
死亡保険受取人と同じでいいじゃないか！

というようなことを破れたオブラートに包んだ口調で言ってみた。

すると「現金に関する事柄ですので、勝手には出来ません」

＿|￣|○
オマエはバカですか？
なら加入者本人に訊けよ！
私に訊いても意味ないだろうが。
そういう意味だろ？アンタの言ってるのは。

一行目(≠＿|￣|○)を削除してやはり破れたオブラートで包んで言ってみた。

「ああ、そうですよね。（中略）それでは必要書類をお送りしますので
ご主人様に目を通して頂くようお願い出来ますか？」

はいはい。わかりました。
つか最初からそう言えばいいのに。
横で子供の愚図る声がしてるのに何故意味もないことをグダグダ喋り続けるのか。
その神経がわからん。