「 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」「痾」に続き、如月烏有が出てくるシリーズ。 「 木製の王子」。相変わらず烏有は鬱陶しい(苦笑) メルカトル鮎が出てこないので多少は解り易いミステリ。アリバイ崩しモノ。 でも宗教絡みなので動機他、常人には納得出来ない部分多々有。 この人の作品は何故か登場人物皆が好んで不幸になっているような印象を受ける。 作品一気に読めばもしかしたらモヤモヤした気分が晴れるかもしれないが逆に鬱になりそうな気もする ^^; マニアックな人以外にはオススメしない。