実は私、アニメの「 風の谷のナウシカ」ちゃんと観た事がありません^^;
腐海の植物をナウシカが育ててるところとか、腐海の地下とか王蟲の大群とか所々は記憶にあるんですが
全編通してキチンと観た記憶はないです。
それで本のレビューを読んでいる時にmasatsu氏に「ナウシカって原作とアニメ全然設定違うの?」みたいな事を以前訊いたら
アニメ観てないのに原作の方を実家から持って帰ってきてくれました^^;
折角なので「 風の谷のナウシカ全7巻」読みました。
丁寧に描き込んであるのかもしれないけど読みにくかったです。
人間関係も解り辛かった。誰が敵で誰が味方なんだか…。
ハッキリ言って一読しただけでは理解出来ていません、多分。
レビューによるとアニメは原作の2巻辺りまでの話だそうですが、原作の2巻て序盤なんですけど…。
名作との誉れ高いのに作品の序盤しか描かれてなくて内容あるんですかね?^^;
それとも設定というより主題が全然違うのか?
アニメをよく知らないので断片の印象なんでしょうが、
私はナウシカを慈悲だけの人だと思ってました。
でもそうじゃなかったんですね。
登場人物の言葉を借りれば「破壊と慈悲の混沌」だそうで。
でも人間は割合は違えど皆「破壊と慈悲の混沌」のような気がする。
とても人間らしいナウシカが人間離れしてる気がするのは
彼女の破壊も慈悲も超人的だからですね。
読み返す度に違う事を考えさせられそうな本でした。
一言で言えば「人間は愚かだけど愚かなだけじゃないよ」っていうよくある話なんだけどなー ^^;
それだけで終わらせないのが宮崎氏の凄いところなのか?
# 私は宮崎氏そんなにスキじゃないですけど(苦笑)凄い人だとは思う。
ナウシカは2巻までで完結してると思っててもいい作品だと思います。
世の多くの人はアニメでやった2巻までのストーリーしか知らないんじゃないでしょうか?
一気に全巻を読んでしまうのはちょっともったいない気がします。
やっぱり2巻までをじっくり読み込んで
数年後に続巻を読むくらいでないと・・・(ヲイ)
そうか、一気に全巻読んではいけなかったんですね?
でも2巻までって「えー、全然わからんー」「人間関係どうなってんのー?」
と言いながら読んでたくらいで殆ど内容読みとれてません^^;
腐海がどういう役目を果たすのかがちょっとだけ解った程度。
2巻までだと謎だらけだと思うんですが…。
原作とアニメでは国同士の関係も違うんですよね?
原作よりは謎が残らないカンジに仕上がってるんでしょうか?