最近、Naoki氏と会話する時間が増えた。
ネタふりは半々くらいなので別に私が強制的に付き合わせてるわけでもないだろうと思う。
彼には目立った反抗期がなくて心配してたが思い返してみれば中学生の頃は今みたいに会話出来なかった。
自分を「子供」私を「親」若しくは「大人」という立場に置いて、「自分とは違う人種」として扱っていたように思う。
今、「あの頃は親なんか偉そうに言うだけで何も考えてないってバカにしてたやろ?」と問うと「バカにはしてないけど…」と苦笑いする。
目立たなかっただけでしっかり反抗期があったわけだ…と今更思う(笑)
話す内容は時期的に進路の話や成績の話もそれなりにあるが、
呑気な事に読んだ本の感想を言い合うとか、答えのでない思想や哲学もどき的な内容が多い。
「友達がこう言ってた」という台詞はよく聞くが、私は彼の友達の名前すら知らない。
彼がどんな風に物事を考えるのかは少し知っているが
彼が学校でどんな風に過ごしているのかはあまり知らない。
世間の親はどのくらい子供の事を知っていて、どのくらい子供の事を知らないんだろう。
実は私の態度は親としてどうかなー?と自分でも思っているが、
きっと正しい答えはないんだろうから「ま、いいか」とも思っている。
自分が年頃の時のことを思い返してみると・・・・・。
自分の事をもっとちゃんとわかって欲しいっていう思いと、踏み込まないでって部分と、両方あったような気がするなぁ・・・・・・・・
「子供のこと、何でもわかっている」つもりの親って多いように思う。
でも実は、なぁ~んにもわかってなかった(汗)ってこともあるしねぇ。
うちの娘は小学生だけど、家と学校とじゃ違うらしいからね。
難しいわぁ。
「知らない」と思ってるようにホント、「知らない」
「知ってるようで」、実は「知らない」(^^;;
そんなもんじゃないですかねぇ。
いろいろあって、それはホンマに実感したよ(;´▽`A``
当時は愕然としたけれど、よくよく思えば、
アタシだって未だに親が知らないことは、たくさんあったりなんかする・・ような(;´艸`)
子供なんて幼稚園や保育園に行くような年の頃から
「親の前」「先生の前」「友達の前」全部違う顔を持ってるもんだよね。
「先生の前」での顔は保護者会や懇談会で知る事が出来ても
「友達の前」でしか見せない顔はもしかしたら親は一生知らないままかもしれないからねぇ。
大人でも子供でも相手によって見せる顔が変わるのは自然な事だし。
親が子供について知らない事が多いのは事実だよね。
子供の事なんて自分の友人の事と同じ程度にしか知らないのに
そこに「義務と責任」が存在するから親業はしんどいんだねぇ(苦笑)
親も子もお互い相手を「一人の人間」として見るのに時間が掛かるし、難儀な関係だ ^^;
Posted by: SHINO : 2005年03月10日 00:04