SHINO's SketchBook
SHINOのときどき絵日記
 

2004年07月10日

  ■黄金色の祈り(西澤保彦)

西澤氏の作品は突飛な設定の物がわりと多いけれどコレはわりと普通の内容。
青春ミステリ?語り部が過去の事件を回想しつつ現在に到達して謎が解けるというよくある構成。
ミステリとしてよりも回顧録としての内容がヨカッタ気がする。

若さとは愚かさと同義で、傲慢で無神経で自分本位で思慮が浅くて…そして何より自覚がない。
年を取れば謙虚になり思慮深くなり気配り出来る人間になれるとは限らない。
若い頃と殆ど変わらない愚かさを持ち合わせていてもおかしくはないとさえ思う。
けれど若い頃にはなかった自覚が生まれる。
己を知る、それが年を取るという事なのかもしれない。
そんな風な事を考えた一冊。「黄金色の祈り」。

これは、私が今、『現在』の語り部に近い年で読んで思った事。
きっと若い頃に読んでいたら違う感想を抱いたと思う。
これで何冊目だろう。
もっと自分が若い頃に読みたかったと思った本は。
本を読むという行為は先延ばしにしちゃいけない。
少しでも若いうちに出来るだけ沢山の本を読まなきゃ勿体ない。
若くて理解出来なかった事はまた年を経てから読み直せばいい。
でも若いから持っている感受性はもう戻ってこない。


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日記のネタもないので読んだ本の感想文(?)ですませる(しかも二日分^^;)

感想文といえば小学生の頃、読書感想文の宿題で
感想文ではなくあらすじを書いていたのはきっと私だけじゃないですよね?(笑)
私は、あらすじを書かなければ感想文を読んだ人がその本を読んでいなければ
感想文を読んでも意味がわからないじゃないか、と思ってあらすじを書いてました。
んで実際感想文というのは感想文の読み手がその本を読んでいる事を前提として書いたらいいものなんですかね?
未だに正しい感想文の書き方がよくわかっていない私…。


コメント

感想文の宿題なんてものは、その子の感性と作文力を見るためだったのでは?って気がしますね。
だいたい、同じ課題図書を読ませることが多いじゃない。ってことは、人によって違う感想が出てくるでしょ?感じ方は人それぞれだから。
それで、その子の感性とか価値観とかがわかったりするんじゃないのかなぁ。
あとは、「て・に・を・は」の使い方とかの国語力を確かめるっていうか・・・・ね。
という、日記への感想文でいいっすか?(笑)

Posted by: みょん : 2004年07月12日 08:59

感想文は苦手でした。
苦手?いやいや、嫌いでした!
他人には分からないこと書いてましたし(笑)
SHINOさんとはまったく逆のタイプ?
小学生の頃、国語のテストで
『この時、どんな気持ちだったでしょう?』
との問いに
『ウサギの気持ち』
と書いた私よ。
ウサギが経験してウサギが発した言葉にどんな気持ちが隠されていたかなんて、ウサギじゃないと分からないじゃないか。
・・とマジで思っていた。
自分の事でイッパイイッパイだった時期だったのかな〜
他人に配慮する余裕なんて無かったのだと自己分析(爆)
こんな私も『なんの為の感想文?』という疑問が大いにあったけど、みょんさんのコメント見て納得。
娘の幼稚園は絵本を借りると親の感想文を提出しないといけないのですがね・・もしかして、そういうことか!!?
出さない人もいるけれど、私は一応出す。
でも上のような独りよがりな感想で雑。
先生方に『気の弱い自己中』と見られてるかも(笑)(合ってるけど)

Posted by: roy : 2004年07月12日 09:29

先生が感想文で感性と作文力見てるならそれは正しいと思う。
私は先生を見くびってる?
主目的は読書で感想文は読んだ証明程度にしか
捉えてくれてないのではないかと思ってました。
課題図書って昔から決まってたのかな?
私、記憶にないんだよね~(笑)
いつも自分の読みたい本読んで感想文書いてたから。
課題図書限定って言われた事ないし…。
# だからこそ私の読んだ本を先生が読んでいるとは確信出来なかった

感想文書かなきゃいけないだけで憂鬱になって楽しく本を読めないのに
更に読む本を限定されて嫌々読んだら読書自体嫌いになっちゃうじゃん。

『ウサギの気持ち』
これは凄く解る。
選択問題でも「かなしい」「うれしい」「くやしい」とかあって
『悔しくて悲しいけどちょっと嬉しさも混じってるじゃん』
(私がこの立場ならそうだよ)と思ってたもんです。

先生にこういう事を言うと「色んな気持ちが混じってるけどその中で一番大きな割合を占める気持ちが正解」って答えが返ってくる。
そりゃそうなんだけど…複雑な感情、しかも自分じゃなくて物語の登場人物の気持ちだよ?知るかよ!決めらんねーよ!(笑)
# いや、私は姑息だから先生の望む解答書いてたけどね(爆)
でもこの手の国語教育は没個性化を進める有害教育だと思ってるよ。
子供が(特に小学校低学年の頃)「みんながこうだから…」ってよく言ってた。
国語教育の賜だね。
感性にさえ唯一の正解を強要するんだもん。
皆と違う感性だと『間違い』なんだもん。
なんだかなぁ~。
協調性とはまた別物だと思うんだけどねぇ。

Posted by: SHINO : 2004年07月12日 11:43

そうだよなぁ。
国語ってのは、基本的に正解なんてないんだよね。
捉え方は人それぞれなんだし。

アタシの感じた読書感想文のあり方って、国語教師に対するお願いなのかも(笑)

課題図書って、帯がついたの売ってるよね。
アタシは読んだ覚えがないけど(笑)
確か、小学4年生の夏休みは、「さらば宇宙戦艦ヤマト」の小説版を読んで感想文を書き、金賞を頂きました。
するどい感性だったんでしょうか?(笑)

Posted by: みょん : 2004年07月12日 21:52

正解がないと思える(若しくは多数の正解があると思える)問題は
教える方も習う方も難しいですね。
かといって文字の読み書きや文法だけですますわけにはいかないだろうし^^;

「さらば宇宙戦艦ヤマト」で金賞ですか!
すばらしい!きっと鋭い感性だったんですよ。
みょんちゃんは物事を客観的に冷静に見る目に長けてると思うし。

課題図書、私は自分の子供が必要とする年になってから
その存在を知りました(苦笑)

Posted by: SHINO : 2004年07月13日 12:11