以前京都に出たとき、だんさんにもいったように思うのですが、だから僕は京都こそは自動車を締め出すべきだと思う。
　ヨーロッパなんかの都市には、観光を優先するために車を制限し、まったく（一台も）入れてないというところもあります。京都もそこまでせよとはいいませんが、京都は観光も産業も商業もと欲張りすぎて、結果どっちつかずの中途半端な位置にあるように見える。
　わたし個人の思うところでは、あそこはもう京都駅でたらテーマパークであると割り切って、ディズニーランド的経営をやればよいと思う。車は（生活者や商業、運送等にたいして）許可制にして、富士額のねずみのかわりにスキンヘッドの坊主がお出迎え。パビリオンは個別独立採算制なので、大抵は入り口で入場料を払わないといけません（これは今も同じですね）。

京都を求めてやってくる人は、古い日本のたたずまいやなにか幻想を欲しているのだから、それらを満足させるには、演出が欠かせません。他の小京都と呼ばれる地域はその演出に躍起になっているのに、大京都はそれをさぼっているように思えるのです。

駅を出たらテーマパークというのは言い過ぎかと思うけど、
確かに京都は欲張りすぎという感じは受ける。
観光地でありながら、学生の多い街というのも微妙。
観光地である事を重視すれば住み良さは多少損なわれる気がするし、
住環境を整えれば景観が損なわれるのも仕方ない気がする。
高層住宅や大型ショッピングセンターの建設を歓迎せず、羞恥心すら感じる古くからの住民が居る一方、
観光地である事の不自由さを受け入れられない住民も増えているんじゃないかなぁ…。

大京都が演出をさぼっているという事については、
モノが天然のモノであればこそ、人間というのは保存を疎かにするものではないでしょうか？
そして必死で紛い物を作るんです。全てにおいて^^;