SHINO's SketchBook: コメント: サービス残業
コメント: サービス残業

姐さんのゆうてることは、間違っていないと思いますよ。パートタイマー(特にアルバイトと呼称されている形態)は無理な残業をしてまで仕事を片づけなければならないような責任が負わされているわけではないし(そうした責任が発生するのならば、相応の処遇があってしかるべきです)、ましてや労働に対する報酬の発生しない働きかたをするのは契約上からしても極めて問題です。

サービス残業を厭わずするのは、まあ人の勝手だからお好きにという気もしないのではないのですが、でも本当のところをいうと、こうした無償の労働があるために本来ならば発生するはずの雇用が消えています。現在は回復傾向にあるといわれている日本の雇用状況ですが、冬の時代に大学を出た私からすれば、あってしかるべきはずの雇用を消滅させるサービス残業(というか、残業それ自体も)はいくら憎んでも憎み足りないものであります。

そういえば、無償の労働について以前書いたことがありました。フランス語で書いたものですが、海外からの反響が一番多かったのがこの記事でした。残業が常態化している状況もおかしければ、サービス残業なるものが存在している状況はおかしいを通り越して異常であるといわねばならないと思います。もしその異常に気付かないのだとすれば、「病的な我々は、病んだ身ゆえに自らの姿に気が付かないようにできている」からとしか言い様がないと思います。

少年は法律を学んでいるのでしたっけ? どうあれ、以下の本をお勧めします。
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あと、長いものに巻かれてそれをよしとしないために、次の本も。
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投稿者 snowdrop : 2006年08月03日 02:07

どんな形態であれ、時給制ってことは、働いた分を時間給でもらうってことじゃん。
サービス残業って、月給の人がやることじゃないのかー!!!
Naoki氏、真面目だのぅ・・・・・・。
アタシだったら、働いた分をもらえないなら、やらないわよ。
だって、正当な労働の対価だもんね。

ただ、SHINOさんの言い方が面白いw
ちゅか、アタシならオーナーに電話しちゃいますからw

投稿者 みょん : 2006年08月03日 22:47

▼snowdropさん
無償労働は異常ですよねー。
でも日本ではそれが当たり前のように存在しちゃってますね。
最近やっと大企業がちょっとずつ残業について見直し始めている様子。
サービス残業は違法だという意識がしっかり浸透すればいいと思います。
経営側も余裕があるところばかりではないというのも解るんですけどね。
色んなところで色んな人間(消費者含む)が自分の利益だけを追求しようとしてるからあちこちで歪みが発生するのも仕方ないんでしょうが…。
ってあんまり書くと収拾つかなくなりそうなので終了w

Naoki氏は昨日私にまくし立てられた後、部活に行って
部活の先輩にも「サービス残業とか考えられへん。ちゃんと店に言え」とか言われたらしい。
同じくコンビニのバイトをしてる先輩らしいけど、やはり店によって待遇は全然違うというか会社や店のカラーに染まってる状態って怖い。
いくらバイトが初めてとはいえ、サービス残業を「当たり前」と思ってしまったNaoki氏、
本人が浅薄と言ってしまえばそれまでだけど、そういう空気が出来上がってるっていうのも一因だと思うから。

本は前者は難しげな印象。難しくないですか?
「法律は知っておいて損はないよ」という話も丁度してました。
後者の方は読んではいないみたいだけど存在は知ってると言ってました。
こっちはちょっと面白そうなカンジですね。

▼みょんちゃん
いやいや、月給の人でもサービス残業はやる必要ないもんでしょう(笑)
てか違法でしょ?サービス残業は。

私も働いた分もらえないならやらないよ。
大体最後に働いたとき、会社の都合で急に仕事がなくなって収入激減したけど
働いた分どころか会社の都合で得られなかった「働いてない分」の金銭まで請求してガッツリ頂いてから辞めたヤツだし(笑)
当時何人も自主退職したけどコレ請求して貰ってから辞めたのは私だけだからね。
みんな何で正統な要求しないで辞めちゃうのか謎だよ。

> ただ、SHINOさんの言い方が面白いw
> ちゅか、アタシならオーナーに電話しちゃいますからw

面白い?どこら辺が?自分ではわからん(笑)
子供が高校生までなら私もオーナーに電話してるなぁ…。
流石にもう大学生なので自分で対処して欲しいと思いますわ。

投稿者 SHINO : 2006年08月04日 07:52

『リストラとワークシェアリング』は、結構読みやすかったですよ。どんどんすらすら読めるという感じです。海外事例の紹介を見れば、いろんな仕事のスタイルがあると気付きます。そう考えると、日本は仕事のスタイルに関しては、多様さに欠けると思います。この本に問題があるとすれば、結局は提言でありますわけですから、実現するかどうかはわからんというところでしょう。あえて悪くいうなら、絵に描いた餅、理想論にすぎるという感じでしょうか。

後者は、面白いですよ。皮肉交じりで、けれど皮肉の向こうに真面目なつらが透けて見える感じです。真面目にふざけてるわけですな。都合の良い人間になりたくないなら、こういうものの見方、疑いかたをすればいいのかという、一種手本にも使えるんじゃないかと思います。そんな息子がいたらお嫌かも知れませんが。

投稿者 snowdrop : 2006年08月04日 20:25

前者も読み易いんですね。
ああ、でも理想論というのは何となく想像できますw
組織の中に入っちゃうと個人ではなくなる、みたいな状態とか…。
ある程度妥協できなきゃどうしようもないんですけどね。
理想が高すぎるとなかなか働けないでしょ、日本では。
これから就職が待ち受けている子供が居るのに「ニートの気持ち」なんて理解したくなーい ^^;

私は「他人に流される事なかれ主義」な人間は好きではないので
そういうタイプよりは多少捻くれてるくらいの方がいいです。
物事色んな角度から見たり、疑ったりする息子希望。
Naoki氏はちょっと頼りないです(苦笑)

投稿者 SHINO : 2006年08月04日 22:14
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