SHINO's SketchBook: コメント: 花盗人
コメント: 花盗人

なんか書こうと思ったけど、なんか自信がないのでやめときます。剪定にまつわる言葉だったと思うので、切るなんじゃないかなあっていいたかっただけなんですけど、確証がないもんで。けど、これ戒めとかじゃなくて、都々逸とかそんなのの文句のような気もします。

窃盗に関しては微妙ですね。どの時点で誰かの所有から離れるのか。とることを許容されてるものもあれば、そうじゃないものもあるというのは考えてみれば不思議です。

投稿者 perce-neige : 2006年04月17日 23:02

私は『桜伐る馬鹿』と言ってたよ。
桜は感染に弱いので無闇に切ってしまうと枯れてしまう。
逆に梅はきちんと手入れしないと実がショボクなるから。
と、植木屋さんに教わったので、とにかく庭の桜は傷つけないように注意したもんです。
なので『切る』の方が正しいのかな?と思うのだけど。
やっぱ自信ないや(笑)

花盗人が風流で摘んだ花は、実際は罪なんだけど咎めるのはよそうってことですよね?確か。
だからといって盗んで良いって訳じゃなくて、『その気持ちに免じて』という意味だったと思う。
定義はやっぱり分からないや。
ヨモギ、高菜、つくしは平気で取ってますよね。
木はその傷口から枯れたり虫が入ったりして駄目になる場合も多いから切るのは罪ってイメージがある。
銀杏等の実は個人の所有者がいなければ落としたいところ(笑)
昔は個人のお宅でもサクランボが出来たら近所の子供達が集まって食べていたものだけど、枝を傷つけたら叱られていたなー。
やはり、分かれ目はその木にとって害になるかどうかでしょうか??
ところで母が所有する阿蘇の土地に竹林があるのですけど、私達は筍狩りを楽しみにするのですが、本当に毎年既にとられています。
筍って成長が早いし、本当に初期に行かないと食べられたもんじゃ無いのは分かってるのだけど・・
車で1時間と離れているから様子も分からないし、そのまま汚い竹林になるよりは近所の人に食べていただいた方が良いとは思うのだけど・・
未だ一度も口にしていない所有者の家族としては微妙(笑)
私有地の看板も出してないので仕方ないことなんだろうけどねー。
今年こそは!と、ゴールデンウィークに行ってきます。
そうそう、この竹林は一時期激しく切られ、近所の別荘地の塀になっていたこともあります。
これって流石に窃盗よね?
しかも切り口が雑なので危ないったら!
先が尖って天を向いているから時代劇の仕掛けのよう(..;

まあしかし、阿蘇の家に行ったら自然大好きな娘は必ず竹籠しょってワラビを摘みに行きます。
もしかして、その土地の所有者が他にいて、私と同じモヤモヤを抱えているのかも知れません

投稿者 roy : 2006年04月18日 10:41

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」が正しいようです。

でも桜も剪定くらいするでしょうから、
「桜折る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とするのが
状況としては正しいのでは、というのをどこかで見ました。

言葉としては「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」です。

投稿者 masatsu : 2006年04月18日 12:45

確かに桜も病気になった枝や絡まりそうな枝は剪定してもらってますね。
プロによる剪定だと感染防止の殺菌剤(ボンドみたい)を塗っていて、素人がむやみに剪定してはいけないようではありますけど。
検索してみると、桜は古い枝に花芽が付くそうで、伐る(又は折る)ことによって花が咲かなくなってしまう・・と。
梅は逆に、多く咲かせる為には剪定が必要。
そして面白いのがコレ。
『柿は刃物を嫌うので、枝は切らずに折った方が良い実をつける。』(本当に??)
ヘェヘェヘェ!!

投稿者 roy : 2006年04月18日 18:05

あ。なんか盛り上がってる(笑)

▼perce-neigeさん
ほぉ、出典は都々逸ですかー。
こういう格言めいた言葉は知ってても出典まで知らないモノの方が圧倒的に多いですね。
都々逸なら格言じゃないか(笑)

▼royさん
花盗人は風流ってのは「あまりに綺麗だったので一輪だけつい…」みたいな場合ですよね。
最近は庭先の植木鉢ごと盗まれるという話なので ^^;
そこには風雅さなど欠片もない気がします。
盗む人は花一つ育てるのに掛かる手間暇と出費を解ってやってるんだろうから。

山とかって私有地かどうか考えない人が多いんですかね?
うーん、山菜摘むのももしかしたら窃盗の場合もあるかもですね。
いや、royさんとこの竹はどう考えても窃盗だと思うけど(笑)
しかも切り口そのままって…それはあかんだろー。
筍は近所の人ならまだ許せる気がするねー。
でもそういうのって遠くから狙って足を運ぶ人も多いと思うのでやはり何だか切ない気もしますな。

『柿切る馬鹿』という言葉も時々聞きますね。
これは刃物を嫌うから折れという意味だったのかー。
樹木も放ってたら育つわけじゃなく色々大変なんですなー。

▼masatsu氏
わざわざ調べましたかw
結論は「折る」は間違い、と。


正しく使われてない日本語なんて腐る程あるし、そうして変化していくのが言語ということですな。
言葉なんて所詮コミュニケーション手段でしかないんだから意味が通じればいいじゃないか、
というのはちょっと悲しい気もしますが。

先日”「腹八分に医者要らず」というのが「腹八分目」と省略されていて
「医者要らず」の部分を知らない人が多くてビックリした”
という内容の文を読みました。
確かに「医者要らず」の部分がないと意味を成さないけど
世間では「腹八分目」でしっかり意味が通じるからそれでいい、と。
実際「医者要らず」まで言う人より「腹八分目」という人の方が多数だろうし。
そして多数派がいつしか「正しい少数派」を淘汰していって言葉は変化していく、と。
そういうもんなんですね。きっと。
ま、「桜伐る」は「折る」より多数なので完全に「折る」に変わることはないんでしょうが
「折る」でも間違いではない言葉にはなる可能性大ですね。

投稿者 SHINO : 2006年04月18日 23:17
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