Optio 750Z を 買うに至った経緯をつらつらと。

Optio 750Z

「新しいカメラが欲しい」そう思ったのは友人がリコーのGR Digital を買ったのがきっかけでした。

ただ、このときは「道具としてのカメラ」が欲しいというよりは「物としての GRD」が欲しいという感じでした。
GRD は前から気になるカメラでしたし、期限付きキャンペーンもやってる。これは金策してでも何とかキャンペーン期間中に手に入れねば、と一時はかなり盛り上がりました。
しかし、28mm単焦点は猫撮りには不向きなこと、値段が高いこと、キャンペーンのアダプタリングが思ったよりショボかったこと、等などの理由で見送りました。とりあえずキャンペーン期間中に買おうなんていう性急なことはやめよう、いずれ GRD を手にするにしてももっと値段が落ちてからで良いじゃないかと結論付けました。

カメラ自体ではなくGRDが欲しかったのなら、ここで終わりの話だったのですが何故か私は他のカメラも物色します。これは広角28mmへの未練があったからだと思います。

まず候補に挙がったのが、リコーの Caplio R4 でした。現在販売されているデジタルカメラで、私の用途、要件に一番合ってるのは間違いなくこのカメラでしょう。コンパクトな筐体ながら28mmから200mmの広い画角をカバーするので、遠くの猫も夕方の空も高い建物も状況に応じてこの一台で対応できそうです。

広角28mm対応ならパナソニックの LUMIX DMC-FX01 も捨て難いです。何回も書いてますが、私は LUMIX シリーズの画を気に入ってます。その LUMIX シリーズ に広角コンパクトな機種が加わったとなれば非常に魅力的です。

しかし、両機種とも、画質という点において現在使っている FinePix F10 にかなわず、所有する喜びという点において GRD には及ばないということで、イマイチ決め手に欠けます。

「所有する喜びだけなら DMC-FX01 のライカ版 C-LUX 1 はどうだ?」というあらぬ方向へ迷い込んだこともありましたが、これだと GRD と値段が変わらないので当然却下になりました。

広角への未練は FinePix F10 にレンズアダプタでもつければ解決するので、どうしても欲しくなったらそうしようと思ってました。

で、今度こそこの話は終わり、と思ったのですが、まだ終わりませんでした。

ちょうどその頃、私が末席に名を連ねさせて頂いている PENTAX PEOPLE にて運営終了並びに新体制で運営継続という動きがありました。私は PENTAX PEOPLE の一員でありながら、最近は *ist DS での撮影機会も減り、一時は退会も考えていました。PPが新体制に移るのを機にもう少しペンタックスにこだわって見ようかと思ったのです。「所有する喜び」に近いのかもしれませんが「ペンタックスへのこだわり」という購入動機に変わっていったのです。

PENTAX

当初、*ist DS に DA40 Ltd をつけて通勤カメラとして復活させようかと思いましたが、少々現実的でない。続いて目をつけたのが ペンタックスのコンパクトデジカメ現行ラインナップでハイエンドでありながら、最もコンパクトな Optio A10 でした。

Optio A10 は画角は平凡ながら、クレジットカードサイズの筐体に、大きめの CCD、そして手振れ補正を組み込んだ意欲作です。筐体が小さいのは通勤カメラとして使うには好適でお値段もそこそこ。ほとんどこれに決めようと色々情報を集めていたのですが、どうもいまいち評判がよろしくない。筐体が小さいというのはそれだけ大きなアドバンテージなので、そのトレードオフで色々難点があるのも仕方がないとも思いましたが、もう少し画質にこだわって探してみることにしました。

そこで、候補に挙がったのが Optio 750Z でした。

750Z正面

Optio 750Z は発売された当初、ちょっと欲しかったのを覚えています。あの頃はまだデジタル一眼レフを買おうなんて思う前で、型落ちの DiMAGE A1 を狙っていた頃だったと思います。DiMAGE A1 よりはコンパクトな筐体、光学5倍ズーム、そしてクラシックカメラのような外観に惹かれていましたが、当時型落ちだった DiMAGE A1 とそんなに値段差が無いこと、DiMAGE A1 に比べると画角が狭いこと等で、あっさり候補から外れました。当時はペンタックス対する思い入れも無かったですしね(^^;。

その Optio 750Z が発売から約二年が経過した今でも、画質においては高い評価を得ていて、さらにペンタックスオンラインショップのアウトレットで格安で販売されていると知って「もうこれは買うしかない!」と思いました(爆)。

FinePix F10 と比べてどれくらい大きくなるのか実感したくて、買う前にもう一度実機を見てみたかったのですが、既に店頭からは消えていました。ヤマダ電機辺りではつい最近まで展示されていたんですけどね。結局色々な不安を抱えながら注文してしまいました。

望遠端レンズ位置

いくら世間で評判が良くても、画質やフィーリングで私の好みに合わない場合もあります。「コンパクト機では画質最強」と謳われた コニカの KD-510Z も私の好みに合わず早々に手放してまった過去があります。その他、使用数週間で手放したカメラも幾つかあります。ひょっとしたら Optio 750Z もその列に加わるかもしれない、という不安はありました。

F10と比較

しかしそれは杞憂でした。試写のエントリでも書きましたが、筐体の大きさや起動の遅さといった不安の多くは私には許容範囲で、画質傾向も問題なしでした。特にバリアングル液晶は一度知ってしまうとついてないカメラには戻れそうにない面白さですね。Optio 750Z、大いに気に入りました。

Optio 750Z

結局、FinePix F10に続いて広角側が少し弱いカメラになってしましたが、それこそ我慢できなくなればレンズアダプタ買うなりすれば対応可能です。

最後に、もし、DMC-LX1 が健在なら今回のような悩みは無かったのかもしれない、と思っています。LX1 にも欠点はありましたが、それ以上に魅力のあるカメラでした。実際、今回も LX1 買い直し説が浮上したくらいです。不幸な(間抜けな?)事故で LX1 が失われてしまったのが今更ながらに悔やまれます。

3 thoughts on “PENTAX PEOPLE の名にかけて”

  1. >PPが新体制に移るのを機にもう少しペンタックスにこだわって見ようか

    あ、ありがとうございますm(_ _)m
    ちょっと感慨にふけるものがあります・・・。
    PPだからと、PENTAXに制限されること無く・・・
    しかしそのなかでPENTAXをお選びいただいたなら、ファンとしては嬉しいですねー。

  2. 主宰自らコメントをいただきありがとうございます。

    買い替えの度に広角28mmからのコンパクトを買おうとするのですが、実際に買ったのは LX1 だけです。
    ペンタックスが広角コンパクトを出してくれたらすぐに飛びつくんですけどね。

    ペンタックスのコンパクトは、まだ *ist DS が通勤のお供だった頃にサブとして Optio S5i を使っていたのですが、転職を機にコンパクトの出番の方が増えそうだったのでペンタックスを裏切って(汗) LX1 に買い替えてしまいました。

    その後、私の撮る写真のペンタックス比率がどんどん下がっていき「これじゃイカン」ということで今回の購入につながりました。

    750Zは両掛けケースとかあるので「デカイ」イメージがありましたが、実際に手にするとそうでもなく、むしろ適度な大きさで操作性は良いと感じました。

    会社の近所にペンタックス大阪オフィスもあることですし、できるだけ長く付き合っていきたいと思っています(広角コンパクトが出るまでは(爆))。

  3. ピンバック: 猫の目スチル

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